公契約法制定学習会

chibakenro2002-12-05

■第7回執行委員会の前段、「建設労働者の賃金確保のために‐公契約条例とは何か(公契約条例制定学習会)」が組合会議室で開催されました。講師は東京都連賃金対策部長の高野勇一氏。勤勉で温厚な高野氏の講演は、正確な資料に基づく歴史的な経過をふまえた説得力のあるものでした。
■「公契約法(条例))」とは「公共工事における賃金等確保条例」をいい、「公共工事で労働者の賃金、労働時間、労働条件を適正に確保する」(法律)条例です。バブル崩壊後の長引く不況下のもと、建設従事者の賃金不払いが激増しているなか、公契約法の制定を求める学習会は有意義なものでした。
■講義の内容は、
1、全建総連関東地域協議会が行っている企業交渉が持たれるいたった経過。
2、企業交渉の中身とデイズニー・シーの不払い問題の解決など、その成果。
3、手間請労賃保護署名運動との関連。
4、公契約法の歴史とILO94号条約
5、最近の地方自治体への働きかけの成果。
6、当目する賃金運動の方向(運動論)など多岐に及んでいます。
■詳しくは次のアドレス
首都圏産業ユニオン
http://homepage1.nifty.com/kensetu-union/